りんりんずの自由帳

日々の考えや思いなど、雑多に書いていけたらと思います。趣味や興味の幅を広げていきたい。

必要な時に必要な本を偶然読むことが、本当にあるんだなと思った日

私は子供の頃、典型的な活字嫌い、と言うよりは活字読まない子でした。

小学生の頃は、週一の図書室に行って読書する時間が本当に苦手で、何を読んでいいかわからずいつも図書室にある数少ない漫画を読んでやりすごしていました。

 

今思えば、当時は小説などの文章を読むのが嫌いなのではなく、あの膨大な数の本から、どうやって自分の読みたい1冊を探し出したらいいのか分からなかっただけなのかも知れません。

 

中学に上がってからは、夏休みの宿題に読書感想文があったので、始めて小説を読みましたが、確かショートショートの1つを読んで感想文を書いたような⋯。

思えば反則ですよね(・∀・;)

 

でもなんの本がきっかけだったのか覚えてませんが、ある時ふとハマった小説があって。

ハマったものがシリーズ物ばかりだったので、中学2年くらいからはそれなりに本読んだ気がします。

中学卒業の時に、3年間で図書室で借りた本の数ランキングベスト10人に入ってました。

あれはみんな図書室で借りずに買ってたのか、ほんとに読んだ本数が多かったのかどうなのか謎ですが⋯。

 

高校ではぽつぽつ読んでたし、朝の読書の時間もあったから、それなりには読んでたかなぁ。

けど、高校出てから忙しさを言い訳に、全然読まなくなってしまってました。

 

でも、本を読むって、文章を読むって本当に大切なことで。

知識を得るってこともそうだし、心の栄養でもあるし。

 

先月に1冊と、今日1冊、ほんっとーに久々に小説を読み切りました。

私は本を読むのが物凄く遅いので、1冊読み切るのにとても時間がかかってしまうのですが、ゆっくり本を読んでいる時間ってとても心地のいい時間ですよね。

 

今日読んだ本の中で、主人公が大好きなおばあちゃんと喧嘩したまま帰ってしまって。

次におばあちゃんと会うのはおばあちゃんが亡くなってからでした。

ほんの些細なことで仲違いをして、でもそれがそのままお別れになってしまう。

当たり前だけどお互いがいつまでも生きている保証も、生きてまた会える保証もないのだと。

主人公とおばあちゃんはそれでも、お互いにお互いのことが大好きであるというのがちゃんと分かっていて。

最後にそれをしっかり確認できて確かめ合えるシーンがあってとてもよかったのですが。

 

自分はどうなのかなと。

 

私は今、母親と喧嘩?しています。

今まで割と頻繁に連絡を取り合っていて、言い合いになることはあっても、連絡を取らないってなることは今までなくて。

けど数ヶ月前に何がきっかけだったのかもはや覚えていないくらい大したことないことで少し言い合いをして。

その後めんどくさくなって「もうこっちから連絡はしない!」って勝手に心の中で決めたんです。

で、多分向こうも同じ感じで連絡してこなくなって。

その後1回連絡があったのですが、それがこっちの意思とか全く無視した勝手に決めた決定事項の事務連絡で。

私に関わることなのに勝手に決められこっちの意思も意見も全く関係なく、「こうしたから」って形だったのでそれで私が完全に頭にきてしまって。

その連絡の内容は守ってないし、連絡も取ってません。

 

でもさ、このままじゃだめだよね。

お互いなんの話し合いもしてないし。

なんで私が怒ってるのかも向こうには全く伝わってるわけもないんだし。

向こうが何を考えてるかも私の想像でしかないわけで。

私たちは小説の主人公とおばあちゃんみたいに分かりあってるわけじゃなく、このままもしどちらかに万が一のことがあった時に何もわからないままになってしまう。

 

でも変な意地とか。気恥しさとか。

色んな感情が邪魔をして、なかなか1歩が踏み出せない。

ちゃんと向き合って、ちゃんと進んでいかないとなぁ。

 

後悔しない為にも。

今を変えられるのは自分だけ。